ある大手学習塾の英語講師として年間300名以上の学習指導を行った経歴の中で、講師に必要なスキルが何かを考え続けていました。膨大な知識量を誇っていても生徒を集められない講師もいれば、勉強の片手間ながら人気のあるアルバイト講師もいます。さまざまな講師を見続けて、生徒を集めてナンボの塾講師という職業のキーワードは「充実感」だと強く感じるようになりました。その結論から導き出した授業スタイルの一つは、その日のテーマを一言で表現し、一つの読解問題を掘り下げていくというものです。「代名詞のitはこう解く」とか「和訳問題の解き方のポイントは3つだけ」といったように、少し大胆にテクニック化やナンバリングを行い、それらを丁寧に説明しながら解説を行っていくというスタイルです。もちろん、重要単語や頻出熟語を伝えながら、和訳問題を文構造の把握をしながら解説していく授業が悪いわけではありません。しかし、そのような淡々とした授業では「充実感」を与えることは難しいと考えます。
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